役員2名・社員1名のスタートアップ。法務専任不在でもクラウドリーガル活用で安心の法務対応。
iMU株式会社様


会社名
iMU株式会社様
業種
医療・ヘルスケア
従業員数
3名(役員2名・社員1名)
導入サービス
AI+BPO(クラウドリーガル)
インタビュイー

阿部 宙 様(取締役COO)
役員2名・社員1名の体制で、法務を含む様々な業務を担当。
インタビュアー

新井 玲央奈(あらい れおな)
こうの法律事務所/京都弁護士会所属 同志社大学法科大学院卒業後、司法試験合格を経て2007年に弁護士登録(新60期)。2019年からは「士業をサポートする弁護士」として本格的にクリエイター業も始め、現在は弁護士・HP制作・動画制作・パンフレット制作・ライティング・コーチングなどを行うパラレルワーカーとして活動。YouTubeにてAI・IT情報の発信も行い、個別サポートも行っている。
HP:https://office.reo7a.com/
YouTube:https://www.youtube.com/@reo7.a
成果ハイライト
慶應義塾大学医学部整形外科学教室バイオメカニクス研究室で長年にわたり行われてきた研究成果を活かし、2020年に大学発スタートアップとして誕生したiMU株式会社。「リーガルAI×弁護士体制」のハイブリッド型ALSP法務サービス「クラウドリーガル」を活用することで、役員2名・社員1名という少人数体制でありながら、法律問題を予防・解決しながら事業を展開されているそうです。今回は、取締役COOである阿部宙さんに、クラウドリーガルの活用法、顧問弁護士との違い、そして「生成AI」と「弁護士」の違いについても伺いました。
少人数で各自が様々な業務を担当。
── 本日はよろしくお願いいたします。まずは、iMU株式会社について教えてください。
「誰もが高齢になっても自分の足で元気に歩ける社会を作る」というミッションを掲げ、医療・ヘルスケア分野の歩行に関するイノベーションを目指すスタートアップです。AIを活用し、加速度センサによる歩行データから膝内反モーメント(KAM)を推測する独自技術を確立し、「歩行解析計 iMU One」(一般医療機器クラスI:歩行分析計)を展開するなど、医療現場における膝関節疾患の診断やリハビリ支援を行っています。
── 法務を含めた社内の体制を教えてください。
役員2名と社員1名の体制です。少人数のスタートアップですから、特定の業務の専任ではなく、各自様々な業務を担当しています。そのため法務に関して専任はおらず、基本的には私が対応しています。
「契約書を自分たちで作れるだけでも、十分役に立っていました」
── クラウドリーガルは、いつ頃から使われていますか?
1年半ほど前からです。クラウドリーガルの運営会社の代表である﨑地康文先生と元々お付き合いがあり、「使ってみませんか」とお誘いいただいたのが利用のきっかけです。当時は顧問弁護士もいましたが、すべて顧問弁護士に依頼すると費用もかさみますので、試しに使ってみることにしました。
── どのように活用されていますか?
質問に答えるだけで契約書を自動作成できる機能をよく使っています。弁護士が作成したひな形をベースにクラウドリーガルのリーガルAIが整えてくれるので、非常に安心ですし便利です。また最近、実際にクラウドリーガルの弁護士に書面をレビュー・修正していただける契約審査サービスも利用しました。
「自分では気づけなかった点を、クラウドリーガルの弁護士に指摘してもらえました」
── クラウドリーガルの弁護士によるレビュー・修正を利用してみて、いかがでしたか?
すごく良い体験でした。お客様からソフトウェアの仕様書を作って欲しいと言われたんです。内容自体は私の頭の中にあるので、汎用AIのChatGPTを使ってまず文章にしました。なかなか良いものができたので、最初はそのままお客様に送ろうと思ったんです。ただ、念のためクラウドリーガルで契約レビューしてもらおうと思ったところ、弁護士に直接レビューしてもらえるということだったのでお願いしました。その結果、利用規約との整合性やリスクなど、私では気づかなかった点を指摘・修正してもらいました。自分ではこれで良いかなと思っていても、弁護士から見れば修正すべき点があったので、やはりAIだけではなく専門家の力が必要だと実感しました。
── 担当弁護士の対応はいかがでしたか?
対応が早くて、やり取りは1〜3日で完結しました。このスピード感も非常にありがたいですね。
「チャットで気軽に。"最初のひと声"のハードルが低いです」
── 顧問弁護士に相談するという方法も考えられますが、顧問弁護士は付けられていますか?
以前は付けておりました。創業期や製品開発の初期は、契約面で確認すべきことが多く、顧問弁護士にしっかり支えていただきました。そこから販売フェーズに入って、それほど相談する機会もない中、毎月顧問料を支払うのは負担が大きいと感じるようになりました。一方、クラウドリーガルを導入したことで、リーガルAIを使った契約書作成、そして弁護士によるレビューも受けられるので、現在は顧問弁護士は付けておりません。
── 顧問弁護士と比べたときの、クラウドリーガルのメリットはどういったところでしょうか?
アクセスのしやすさは大きいと思います。たとえば顧問弁護士の場合、弁護士によってはレスポンスに時間がかかったり、「こんなことで相談して良いんだろうか」と躊躇することもあります。一方クラウドリーガルはチャットで完結するので、非常に気軽にアクセスできるのは嬉しいですね。リーガルAIを使った契約書作成は無制限ですし、プランの範囲内であれば費用を気にせず弁護士に相談できるところも安心です。
── 他のリーガルテックを使われていますか?
過去も含めて、使っておりません。現時点では、クラウドリーガル以外に必要性を感じていないというところです。
「AIで効率化しても、いつでも弁護士に相談できるルートは残しておきたい」
── 最近は「AIがあれば十分」という声もありますが、どうお考えでしょうか?
法律的なことになると、AIの回答が正しいかどうか我々では判断できないことも当然あります。しかも、AIはユーザー寄りの答えをしがちですから、AIの回答を鵜呑みにするのはリスクが高いです。考えを整理したり、叩き台を作る場面ではAIで素早く作って、重要なことに関しては、最後は弁護士に見てもらうという流れが良いと思います。その意味でも、まずはAIを使って契約書を作成して、必要なときだけ弁護士に見てもらえるというクラウドリーガルはよく出来ていると思います。毎回最初から弁護士に頼むと、時間も費用もかかりますから。
── AIを活用しつつ、AIだけに頼り切らないというバランスが重要ですね。
本当にそう思います。AIで効率化しつつも、いざというときに弁護士に聞けるルートは残しておきたい。クラウドリーガルだと、チャットで気軽に聞けるので、最初のひと声のハードルが低いのも助かります。毎月の費用の見通しが立つのも、経営する側としては安心感がありますね。
── 今後、社内に法務の専門部署を作る予定はありますか?
今のところは考えていません。組織が大きくなれば必要になる場面も出てくるかもしれませんが、少人数で臨む今の体制では、様々なことを兼任できる人材が必要です。ですから、法務の専門部署を作るというより、クラウドリーガルのようなサービスを法務担当や顧問弁護士のように使い続ける方が合っていると思っています。
── クラウドリーガルの導入を考えている方にメッセージをお願いします。
トラブルが起きてから慌てて弁護士を探しがちですが、そうならないように相談できる場所を持っておくことは大切です。もちろん顧問弁護士を付けるのも良い方法ですが、気軽に質問したい場合や、顧問弁護士を付けるほどではないという場合にはクラウドリーガルがお勧めです。特に我々のようなスタートアップだと、ステージによって必要なことが変わります。ですから、その時々の自分たちに合う形を探されると良いかと思います。
── 大変参考になるお話をありがとうございました。
ありがとうございました。